総合労働相談コーナーにに寄せられた相談は、平成15年度では73万4,257件に達しまし
た。平成13年(下半期のみ)251,545件、平成14年625,572件から急増しています。また
、民事上の個別労働紛争にかかる相談内容の内訳は、解雇に関するものが29.8%と最も多
く、次いで労働条件の引下げが15.8%、いじめ・嫌がらせ7.4%と続いています。
詳しくは
厚生労働省 平成15年度個別労働紛争解決制度施行状況をご参照ください。
この労働問題Q&Aでは、労働者、事業主双方に正しい労働関係諸法令の知識を持っ
ていただき、職場で起きるトラブルを少しでも未然に防ぐことができればと願い、実際
にお問い合わせをいただいた事例や架空の設定を元に作成しています。また、トラブル
には結びつかないものの知っておいていただきたい事項についてもいくつかご紹介させ
ていただいています。実際に起きているトラブルからすると、ここでご紹介する事例は
スマート過ぎるかもしれませんが、同じ問題でも状況により解決策は大きく変わるもの
です。ここに挙げた事例はあくまでも一つの参考として捉えていただき、ご自身の責任
において判断いただきますようお願いします。
なお、ここに記載されている事項を参考にされて起きた損害等、不利益に関する一切に
ついて、当事務所は何ら責任を負うものではありませんのでご了承ください。
※記載の内容に不都合がある場合は、ご遠慮なくご指摘ください。また、個別にご質問
のある方はお問い合せページからご質問ください。