退職金は経営の根幹に関わる大きな問題です。退職金問題を放置していると
 資金繰りを圧迫させることもあり、できるだけ早い対処が必要です。

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退職金問題を先送りすると

 ワンポイントチェック
退職金問題を放置していると最悪企業倒産も・・・。
退職金(企業年金)制度の問題点は、ガンと同じように進行性であるということです。賃金連動型制度による支払い水準の増加や適格年金の積立不足は、先送りすればするほど膨れ上がり、隠れ借金は拡大します。また、放置しておくと死(退職金倒産)に至るということも挙げられます。早期発見・早期治療が最も重要です。
 

退職金−適格年金からの移行先1・退職金制度廃止−


<メリット>
会社を最も身軽にするのは退職金制度を廃止することです。制度廃止によって今後積立
の義務や積立不足といったことに悩まなくて済みますし、ある日突然多額の退職金を支
払い、資金繰りを圧迫することもありません。また、退職金制度がないということは、
従業員にとってもそれに縛られることがありませんので、若年者の労働移動を促す効果
も期待できます。
<デメリット>
中小企業の場合中途入社中途退職が多いと思われますが、退職金制度がなくてよい人材
が入ってくるか?という問題があります。退職金が企業にとって重要な問題になってき
ていることは確かですが、まだまだ制度を廃止する企業の割合は少なく、求人欄に退職
金制度なしとして、会社が求める質の高い従業員が入ってくるでしょうか?賃金水準が
高い企業であれば十分検討の余地はあると思います。
また、退職金制度廃止のメリットとして雇用流動化を挙げましたが、中高年齢層にとっ
ては逆にまとまった資金がないため、独立や転職の機会を奪うことになりかねません。
若年層が頻繁に入れ替わり、中高年齢層が固定化する可能性が高くなります。
また、退職金を賃金に上乗せしても時間が経てば退職金がないことに不満を訴える従業
員が出てくるかもしれません。特に制度廃止後に入社した従業員にとっては賃金上乗せ
などもないわけですから、賃金水準と相まって不満が拡大するかもしれません。

⇒適格年金からの移行先2・確定給付年金

退職金問題を放置していると、最悪退職金倒産という事態を招かないとも限りません。早期発見早期治療が大切です。当事務所の無料診断をご利用ください。

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